ソーシャルレンディングで起きがちな「クリック合戦」

近年提供されるようになった投資ツールのソーシャルレンディングで、よく出て来る言葉に「クリック合戦」があります。クリック合戦とはその名の通り、ファンドの募集が開始されたと同時に、利用者が一斉に購入のためのクリックボタンを押し続けることです。 よくある例として、人気アイドルグループのコンサートのチケットが発売開始されると、ファンが争うようにパソコンから申込に殺到します。そのため、回線がパンクする時がありますが、それと同じようなものです。 高額な利益の狙えそうなファンドは、発売開始とともに受付の終了することがあります。つまり、発売開始と同時に申込のクリックが集中し、その光景があたかも戦いのように見えるため、「クリック合戦」と呼ばれています。
●クリック合戦に勝つための手順 勝敗は常に50%の確率であるため、必ず勝てるという手段はありません。ただ、戦いに勝つための方策を講じなければ、同じ土俵に上がれないため、常に負けることになります。ちなみに、クリック合戦では無駄な操作を行わないことも大切であり、その例が多重クリックです。つながらないからといって連続でクリックすると、エラーが表示されるだけで、つながるものもつながらなくなります。 クリック合戦に勝利するには以下の手順を心がけます。 1.募集開始前のログイン 当前ですが、募集開始前に業者のWEBサイトにログインしておかないと、混雑の影響でログインさえもできなくなります。10分前にはログインしておくことが勝利の前提条件です。なお、受付開始時間は事前のメール通知や、ホームページで確認できます。 2.募集開始と同時の更新ボタンのクリック 販売開始時間が来たら、F5キー(または更新ボタン)をクリックします。ただし、連続クリックは厳禁であり、次の画面が表示されなくてもしばらく待ちます。 3.接続時点で即出資申込をクリック 回線がつながったら、その時点で申込ボタンをクリックします。通常は確認事項や注意事項を確認しますが、読んでいる余裕はありません。申込操作が遅れると、すぐに画面がフリーズするようになります。申込画面が表示されたら、速やかに申込処理を終了させます。
●スマホよりもパソコンが有利 回線は強ければ強いほど、接続がしやすくなります。その点では、スマホよりもパソコンの方が適しています。また、パソコンを利用する時でもWi-Fiではなく、LANケーブルを直接パソコンに繋ぐ有線の方が回線が強くなります。当然、光回線の利用が大前提です。
●クリック合戦の回避 クリック合戦に勝つことよりも、クリック合戦になりにくい業者を選択することが有効な策とも言えます。例えば、好評なファンドに関しては抽選制を採っている業者に申込むことも、クリック合戦に巻き込まれない一つの手段になります。また、クリック合戦になりやすい業者というのは逆に見れば、案件の公開頻度の少ない(数日に1回、数週間に1回など)業者でもあります。投資案件が少ないからクリック合戦になるのであって、安定的に取引する投資対象にはなりません。